庭のミカン、実が色づいてきました。
実がついてから、ここまでに落ちてしまった実も結構ありました。とは言え、かなり残っている実が色づいてきました。緑色から黄色に変わっています。
ミカンの実が、緑色から黄色、オレンジ色に変化するのは、何故でしょう。
少し調べてみると、緑色の色素であるクロロフィルが分解され、黄色やオレンジ色の色素であるカロチノイドが残るためとのことです。これは、紅葉と同じ理屈だそうです。
ミカンの場合、葉は緑のままで、実がオレンジ色になるのは、鳥獣に種を運んでもらうためなんでしょうね。進化の過程で、このような形質を獲得したのでしょうが、生物というのは、不思議なものです。
種を鳥獣に運んでもらうために、目立つ色になるミカン。これから、ある程度は野鳥に突かれてしまうことになりますが、寒さが増すにつれ甘くなるのが楽しみです。